body 身体, information 告知, mind ヨガ的哲学

2024年1月のオンラインレッスン

各回、シンガポール時間10:15am /日本時間11:15am開始です。

 

気持ちが落ち込んでいたり辛い状態の時に、体調を崩して「踏んだり蹴ったり😭」という気分になることは、ご自身で体験された方や、周辺などで見聞きしたことがある方は少なくはないかと思います。また、活力に溢れて元気一杯💪という状況の時には、そうでない時に比べて、何か困ったことがあっても立ち向かって行きやすいのではないでしょうか。心と身体の繋がりというのは、多くの方が経験的に確かにあると同意してくださるのではと思います。

日々の積み重ねによる体のしなやかさや筋力は、単に健康に過ごすというだけではなく、人生を歩んでいく上でもかなりの強みとなります。身体的に足腰がしっかりしていると生きる際の歩みもより確かになるように、柔軟な身体でいると物事に対してもゆるく躱(かわ)していけることがあるように感じるのです。
実際に、精神的に不安定な時にはバランスポーズがぐらつく方は多いですし、あまりヨガをやりこんでいない方でも感情が落ち着いているとポーズの安定性が高いということもしばしば目にしてきました。

実感するまでに少し時間がかかる方もいらっしゃいますが、身体を使い、身体に目を向け続けていると必ず違いが感じられるようになります。この喜びをもっともっと伝えていきたいと願っています。

対面でのプライベートレッスンでは、より細かく身体の使い方、意識の向け方などをお伝えしています。ご興味のある方はトライアルレッスンをお試しください🤲

 

 

body 身体

オイルプリング〜ココナッツオイルで口腔ケア

私が普段から取り入れているセルフケアの、舌のクリーニングや鼻うがいなどは、アーユルヴェーダの療法が元となっています。ご存知の方も多いと思いますが、アーユルヴェーダとはサンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学、理ことわり)を合わせた言葉で、インド、スリランカ地方発祥の伝統的統合医療です。

ヨガ的理論とも密接につながっていて、日々の生活に少しずつ取り入れて効果を感じていましたが、最近、同じくアーユルヴェーダを元とするオイルプリングを始めてみました。友人からタイのお土産でオーガニックのココナッツオイルをいただいたのと、ちょうど一本だけ残っていた親知らず付近の歯茎が疼き出したのがきっかけです。

オイルプリング(oil pulling)とは簡単に言えば「オイルで(口内の不要物を)引き離す」と言ったもの。口内細菌をオイルで絡め取り、歯垢(プラーク)も浮き上がってきて、オイルプリングの後に歯を磨くとよりすっきりと感じられます。自然なホワイトニング効果もあるとのことですが、これはプラークが取れやすくなるからかもしれませんね。難点としては、オイルをしばらく口に含んでいないと効果がないので、その間の行動が制限されるということでしょうか😅 慣れてきたのでストレッチしながら、とか、読み物をしながらなどと、ながら時間を過ごすようにして気にならなくなってきました。

私はオイルの小瓶にエッセンシャルオイルを数滴入れたものを、大さじ1杯程度口に含んで10分ほどマウスウォッシュを使うときのようにクチュクチュとしておきます。時間になったらオイルを口から吐き出します。口内でとろみを感じるオイルが、だんだんサラサラとしてくるのは唾液の消化作用もあるのかな?エッセンシャルオイルは、ティーツリーやペパーミント、ユーカリなど抗菌作用、抗炎症作用を持つものを1、2種類入れ、使い切ったらまた別のものを試したりと変化も楽しんでいます。
オイルはお好みで、ごま油やオリーブオイルなど他の植物性のものでも使えるそうです。興味がありましたら、お試しくださいね🎶

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セルフツボ押し<百会>

百会(ひゃくえ)は、頭のてっぺん、頭頂にあるツボです。文字が表すように、多くの経絡(ツボが通る道のようなもの)が交差すると考えられていて、自律神経を整え、ストレス緩和&リラックスに、頭をスッキリさせて集中しやすくしたり、頭痛、耳鳴り、鼻詰まりなどに効果があるとされています。

うさぎのポーズのバリエーション形で百会を押してみましょう。

#1 つま先を重ねないように後ろに揃えて正座をする

#2 膝の外側に肘を付き、前腕から手のひらまでを床に置く

#3 手で床を押さえるようにしながらお尻をゆっくり上げていき、頭頂は両手の間に置くようにする

#4 おへそを背中側に引き込み、肩甲骨の間の背骨を天井に向けて上げるように意識しながら、百会が床で押されている(注)のを感じます

#5 自然な呼吸を続け、十分と感じればゆっくりお尻をかかと側に戻し、額を床に置いて数呼吸体を休めてから、体を起こします 

首に重みをかけすぎると痛める場合があるので気をつけてください。手のひらや体幹を使って体重を分散して支えるように意識しながら、頭頂を床に当てるように意識しましょう。