breath 呼吸, mind ヨガ的哲学

ヨガ用語 1 アーサナ

ご存知の通りヨガはインド発祥のもので、用語の多くはサンスクリット語です。
現状、日本やシンガポールを含む多くの地域では様々なポーズをとることが「ヨガ」と呼ばれていますが、それはヨガのほんの一部で、正しくはヨガの方法でのポーズ、体位のことを「アーサナ」といいます。(例:ブジャンガ アーサナ(bhujanga asana)→コブラのポーズ、ハラ アーサナ(hala asana)→鋤のポーズ など)
アーサナは、日本語では「座位」と直訳でき、真理・神に近づく(これが本来のヨガの主たる目的とされています)ための準備段階のうちの一つとされています。長時間座って瞑想していられるような強い体を、アーサナにより作っていこうというアプローチなんですね。

正しい *呼吸* とともにおこなって初めて ヨガのポーズ としてのアーサナになります。ただポーズをとるだけでも、ストレッチや筋力をつけるなどといった効果はありますが、呼吸と体の連動を意識しつつ行うと、より深いところまで効いたり、呼吸によってさらに緩める、伸ばすといった体のコントロールをすることができたり、鎮まって行く自分に気がつけたりと、一般的なエクササイズとは一味違う効果も感じられるようになって、ますますヨガが面白くなってくるかと思います。

mind ヨガ的哲学

ヨガの語源、意味など(ほんのサワリ)

ヨガ(yoga, オリジナルに近い表記、発音は「yog, ヨーグ」ですが、ここでは一般的によく使われる「ヨガ」に統一します)の語源は、サンスクリット語のユジュ(yuj)であるとされています。この単語は英語では unite や join と訳され、「結ぶ」「繋ぐ」といった意味を持ち、「馬に馬具をつける」といった意味もあるそうです。

ヨガとは、ただポーズをとるのではなく、一見アクロバティックに見えるポーズ(アーサナ)をしていくなかで、身体と呼吸を制御して自分自身を正しくコントロールしていくことです。
感情に流されているときって「どうすればいいのかわからない」、「自分で自分をうまく扱えない」といった状態ですよね。ヨガはその対極にあり、アーサナにより身体と呼吸のコントロールを繰り返すことで、暴れ馬のような心/感情の手綱をしっかりと持って自己の下に置く練習にもなります。

それぞれの方の奥深く、ただそこにある「本当の自分」には、ヨガの世界で「真我/アートマン(atoman)」という名がついています。私はこれを「芯/コア」と呼んでいます。私自身、気持ちが不安定な時にも少し体を動かしてみると、もやもやフワフワとしていた感情が凪いで、小さくても変わりなくある、自分の軸のようなものを感じられる経験を何度もしています。ちょっと抽象的な言い方になってしまいましたが、もっとあっさり単純にすると、「悩みがあったり落ち込んでいる時も、シンプルに正しく体を動かしたら、すっきりしたよ!」と言えるかと思います。

「本当の自分」を見つめ続けていくと、やがて「ブラーマン(blahman)」やparamatmanと呼ばれる「宇宙の真理」「不変のもの」「神」との結びつき、調和を見いだすことが出来るとされています。
「神」などど言うと仰々しく感じる方もいるかと思いますが、これはプラーナと同じように「誰の中にも、どこにでも、なににでも」あるものなんだそうです。

あなたの「芯」はどこに繋がっていますか?