body 身体

壁に沿って行う前屈

首が重い、肩や背中が張っているなどと感じた時におすすめのこのポーズ。頭の重みを使って首や背中をじんわりと伸ばし、コリをほぐします。

 #1 壁に背中を向けて立ちます。壁とかかとの距離はご自身の柔軟性やご希望の負荷強度によりますが、壁に近い方が膝裏や腿裏のストレッチが効くようになります。☝️今回は首回りを伸ばすことを目的としているので、無理のないようにまずは15cmほど取ってみてください。

#2 両足を腰幅に開き、爪先は正面に向けます。(O脚気味の方は爪先を少し内側に向け、足の外側が平行になるようにして内腿を使うことを意識しながら行うと矯正になります。)
膝を軽く曲げ、お尻を壁に軽く預けます。息を吐きながら鼠蹊部(腿の付け根)から、背中が丸くならないように気をつけて体を前に倒していきます。両足裏でしっかり床を押し、意識できる方は坐骨を壁に当てるようにしてください。

#3 できるところまで前屈したら、指先を前方の床に向けて伸ばし、目線を両指先間の床に向け背筋、首筋を伸ばします。首の力を抜いて、頭頂を床に向けるように頭を下ろします。ゆっくり呼吸を続けながら、頭の重みを利用して首筋や背中を伸ばしていきます。

#4 体勢を保ったまま両肘を頭の上で軽く掴むようにします。腕の重みも使ってさらに首や背中、体側を伸ばしていきます。ゆっくり5呼吸程度を目安にキープします。

#5 #3の前半のようにもう一度指先と背筋を伸ばしてから、肘の持ち手を組み替えて、#4を同様に行います。

 

body 身体

椅子に座って行うねじりのポーズ

椅子に座って簡単に行えるストレッチです。デスクワークなどで長時間座っていた腰回りの緊張を解放し、ウエストを引き締めます。

#1 両足がしっかり床に着くように椅子に座ります。爪先と膝は正面を向くように。腿や膝の間にブロックやしっかり丸めたタオルなどを挟むと、脚の内側のラインが意識しやすくなります

#2 肩がすくまないように両手を真上にあげます。指先が天井に近付くように意識し、体側の伸びを感じます

#3 体の前面の伸びが感じられるように上を向きます。息を吸い、顎と胸を天井に向けるように意識します
#4 息を吐きながら右手を左膝、左手は椅子の背もたれ(背もたれが高く感じられる場合は背中の後ろあたりの座面)に置き、目線は下げずに肩越しに後方を見るようにして、体を左にねじります。それぞれの手で膝と椅子を押さえるようにして、ねじりの強さを調整します。数呼吸分行い、息を吐き切ってから、吸いながらゆっくりと体を正面に戻します

#5 右ねじりも同様に行います

動きに慣れてきたら、#4、5の際には下記の点も意識して行ってみましょう。
・肩の高さが並行になるよう意識して、鎖骨を左右に胸を開く
・息を吸いながら背骨が真っ直ぐ上に伸びるようイメージし、息を吐きながらおへその辺りを絞るように体をひねる。呼吸を続けながら、上記の意識を繰り返す