body 身体

かかと上げ

家の中や、職場、電車の中など、場所を取らずに思いついた時に簡単にできる動きです。
ふくらはぎの筋肉のポンプ作用を使って血流を促進し、下半身のむくみ解消や、冷えを防いで抵抗力アップの効果も期待できます。

#1 壁に向かって立ち、指先は軽く壁に触れるようにします。

#2 おへそを引き入れ、反り腰にならないよう仙骨は真っ直ぐ床に向けるよう意識します。

#3 壁にある指先で軽くサポートしながら、両かかとを床から高く浮かせます。爪先だけではなく、足裏の爪先付け根のふくらみに体重を乗せるように意識します。

#4 目線を落とさないようにぼんやりと前を見ながら、かかとをゆっくり上下に動かし、ふくらはぎの筋肉が使われているのを感じます。

 

 

#5 同様の動きをスピード変えて行います。かかとを床にトントンと素早く小刻みに10〜20回程度行い、その後もう一度#4のゆっくりの動きを5〜10回程度行います。

 

 

足の裏全体を意識して使えるようになると、脚の使い方の矯正にもなり、ヨガの際の各ポーズがとても安定します。爪先ひとつひとつを床の上に拡げるようにし、母趾球(足の親指の根元の丸くなった部分)と子趾球(足の小指の根元の丸くなった部分)で床を押すようにしながら行ってみてください。