body 身体, mind ヨガ的哲学

爪先を骨折しました。。(*_*)

思いがけず、ヨガとは無関係のアクシデントで左第二趾の骨が欠けてしまいました😅

足裏は体重を支えるために、指先や背中などと比べるとずっと鈍感にできているのですが、爪先は足裏よりは繊細で、その瞬間はさすがにものすごーく痛くて、いい大人ですが本気で涙してしまいました。心頭滅却し、ただ痛みを客観的にとらえるだけ🕉、というのが出来れば良かったのですが、咄嗟の際、脳の反応は完全に痛みに持っていかれてしまい、道のりは長い。。🧘‍♀️

痛めた際の基本的な応急措置として、冷やす、血が集まり過ぎないように患部を心臓より上にして休む、などを行いましたが、みるみる腫れていく爪先。ちなみにこの処置は、筋を伸ばし過ぎたり捻ったりしてしまった際にも使えます。ぎっくり腰の際は患部を心臓より上に、というのは難しいですが、冷やすのは有効です。冷やしすぎると別の問題が出る場合もありますので、連続して冷やすのは15〜20分程度を上限に、冷え過ぎて感覚が無くなったりしたら休止しましょう☝️

興味深かったのは、その日の夜、患部と同じ左側の首筋がズーンと痛重く感じられたこと。ああ、繋がっているんだなーと実感されました。←ハラアーサナ(鋤のポーズ)を行なって、背中や首筋を伸ばし、緩和させました。

アクシデントがあったのは夕方で、次の日の朝、患部は腫れたまま赤紫に。子供の頃に空手的なものをやっていて爪先を何度も痛めている夫は、ほっとけばそのうち治る、大丈夫👍と言っていました💦が、一応商売道具の体なので、病院へ行くことに。with コロナの今、目的の窓口にたどり着くまで、幾つものチェックポイントがありましたが、通院を控えている方も多いのか、待ち時間自体は覚悟していたほどではなく比較的スムーズでした。

写真はレントゲン台と待合室の床でのもの。全治2ヶ月、腫れが完全に引くまでは6ヶ月程度という診断に驚いてしまい、レントゲン写真は撮り忘れてしまいました。次の診察の時に覚えていたら撮ってこようと思っています。

まいったなー。。とは思いましたが、松葉杖などがなくてもなんとか歩けますし、当地は毎日どこへ行くにもビーサンok、個人としての練習ではできないポーズなどもあり工夫が必要なものの、ヨガ指導自体は問題なく続けることができるので、まあ不幸中の幸いと、今は落ち着いております。

私の脚はややX脚気味で足の内側に重心を傾けがちなのですが、患部が第二趾なのでそちらに体重をかけることがしにくくなっていて、足の外側を意識的に使う練習になり、うまいことそちらの筋肉が発達してくれたらいいかも、なんてふうにも考えています。まさに怪我の功名というモノですね。
なお、O脚の方の場合は足の小指側、外側に体重をかける癖があり、そのため腿の外側が発達、ハムストリングスがあまり使われずに硬い、というようなケースがみられます。その場合は、上記の私とは逆に、足の内側、親指側のアーチを意識的に使うと矯正になります。

日本での修行時代の恩師、千能先生が「痛めたりした時も飯の種になるので、いいわよー♪」的なことを仰っていたのを思い出しました。久しぶりに分かりやすく痛めた体(ちょっとした筋痛めなどはちょこちょこあるのでカウントしてません😆)、しっかり観察し、今後にさらに活かしてまいります。🙏

と言うわけで、このアクシデント後に初めて私とレッスンでご一緒する際にはびっくりされるかも知れませんが、私自身はいつも通り、参加される方だけをしっかり見て、レッスン毎に何かしらを感じ、持ち帰っていただけるように指導いたします。どうぞよろしくお願いいたします!🙇🏻‍♀️