クライアント様からリクエストをいただき、これからたまに、ポーズのポイントやプロップス(ヨガベルトやブロックなど)の使い方のヒントを覚え書き程度に書いていきたいと思います✨
なお、ポーズ/アーサナ名については、流派や言語によって揺らぎがあります。例えば、手足を床に体の前面を天井に向けて持ち上げる後屈の、いわゆる「ブリッジ」は、車輪のポーズ(Chakrasana)と言ったり、上向きの弓のポーズ(Urdhva Dhanurasana)と呼ばれたりします。私個人としては、正しいやり方が分かっていて、アーサナを行う際に支障がなければ、名称にはそれほどこだわらなくても良いのではと考えていますが、流派によっては、厳しく区別して覚えさせるところもあるようですね。
ここでは、できるだけ一般的なもの、または、私が学んできて馴染みの深いものを使用させていただきますので、ご了承ください。
さて、画像にあるように、今回はダウンドッグのポーズです。そのまま訳して下向きの犬のポーズと呼んだり、サンスクリットではAdho Mukha Svasanaとなります。
ダウンドッグは、体側を伸ばすポーズ。臀部を頂点に両脚、両腕で体を持ち上げ、上半身と下半身のバランスを整えます。
ヨガブロックを使うと、正しい筋肉の使い方が意識しやすくなります。鼠蹊部(股)近くで1つ目のブロックを、両足の間に2つ目のブロックを挟みます。ブロックを感じることで、脚・足の内側の筋肉を意識的に使いやすくなります。ここの筋肉をしっかり使うと、O脚気味で悩む方にも効果的です。
また、体側がしっかり伸びていると自然と頭部が床に近付きますが、なかなか届かない方はおでこや頭頂部にブロックをあてると体側が意識しやすくなります。おへそを内側に引き込み、背骨を尾骨側から頭部へと伸ばしながら、体側の伸びも感じるようにします。
かかとが床に付かない場合も、できるだけ床に押し付けるように意識して、腿裏、膝裏、足首の後部といった脚の裏側のラインを伸ばしていきましょう。
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